在宅医療では、検査の際に使用する医療機器を使えないとイメージを持つ方も少なくありません。
事実として、在宅医療を受ける方は通院が難しく、検査を受けるために診療所へ行くケースが多いです。
また、在宅医療では医療機器を患者様のご家庭に持ち込むのが難しいという問題もあり、在宅医療の喫緊の課題になっています。
梅本ホームクリニックでは、在宅医療でもレントゲンを撮れるFUJIFILM製ポータブルレントゲン装置「CALNEO Xair」を採用しており、在宅でも万全な検査を提供しております。
本記事では、在宅医療でレントゲン検査を受けるべき人の症状や、在宅レントゲン検査のメリットについて解説します。
「在宅医療を検討しているけれど、検査の体制に不安がある」という方は、ぜひ梅本ホームクリニックをご利用ください。
在宅医療でレントゲン検査を受けるべき人の症状は？
在宅医療でレントゲン検査を受けるべき人の症状や特徴として、下記が挙げられます。
- 骨折（大腿骨の骨折・鎖骨骨折）
- 肺炎（誤嚥性肺炎の早期発見）
- 心不全（呼吸が苦しかったり歩いて苦しかったりする）
- 健康診断
それぞれの詳細や、在宅医療を受けるべき理由を詳しく解説します。
骨折（大腿骨の骨折・鎖骨骨折）
骨折（特に大腿骨の骨折・鎖骨骨折）をしている場合は、自宅を離れることが困難なケースが多いです。
骨折の経過を見るためにレントゲン検査は不可欠ですが、検査をするために通院をするとなるとご本人様だけでは厳しいことが多く、ご家族や周囲の方のサポートが必要です。
そのため、大腿骨の骨折・鎖骨骨折などの身動きを撮るのが難しい箇所を骨折した場合は、在宅医療でレントゲン検査を実施することで、ご本人様だけでなく、サポートをする方の負担が減ります。
肺炎（誤嚥性肺炎の早期発見）
特に高齢者の誤嚥性肺炎は、早期発見することで回復のスピードも大きく変わります。
一方で、持病のある方や加齢によって免疫力が弱っている方は、早期発見して治療にしないと悪化しやすく、最悪の場合命を落とすケースも多いです。
また、誤嚥性肺炎は気道の粘膜の感覚が鈍ってしまい、再び軌道に食物などが入っても上手に吐き戻しができなくなります。
上記のことを繰り返すうちに肺炎が悪化する負の循環に陥ることも考えられます。嚥下機能が弱っている高齢者や持病を持つご家族を持つ方は、採択医療でレントゲン検査を受けることをおすすめします。
心不全（呼吸が苦しかったり歩いて苦しかったりする）
心不全も、在宅医療でレントゲンを受けるべき疾患と言えます。
動悸や息切れといった症状が目立ったら、レントゲン検査をして心不全かどうかを調べます。
胸部レントゲンをして心臓が大きくなっていたり、肺に水が溜まっていないか、うっ血がないかを確認して、心不全の診断を行う必要があるのです。
ご高齢者や持病のお持ちの方、独居の方など、病院へ行くのが難しい方でも息苦しさを感じる場合は、レントゲン検査のできる在宅医療をおすすめしています。
慢性心不全を治療するためには血行の改善や生活環境の見直しが重要となるため、経過を見ながら医師のアドバイスを取り入れて症状を緩和しましょう。
在宅でレントゲン検査を受けられるメリット
在宅でレントゲン検査を受けられるメリットは、下記のとおりです。
- 自宅から出る必要がないため負担が減る
- 自宅の片付け等も行う必要がない
それぞれ詳しく解説します。
自宅から出る必要がないため負担が減る
在宅医療は通院の必要がないため、ご本人様やご家族の方の負担を大幅に減らせます。
特に在宅で介護している方や、在宅看取り・緩和ケア希望の方、怪我や病気の関係で通院するのが難しい方など、通院が難しい場合は在宅医療が適していると言えるでしょう。
また、病院へ嫌悪感を示す方や通院を拒否する方に対しても、在宅医療は有効です。
上記のように通院が難しい患者様に向けて、梅本ホームクリニックではポータブルレントゲン装置を使用してご自宅でも安心して診療を受けていただけます。
自宅の片付け等も行う必要がない
在宅医療を受けるにあたり、患者様ご本人様やご家族様による診察のサポートは必要ありません。
在宅医療に関する問い合わせで多いのが「治療後に片付けが必要か」というものです。
在宅医療では大きな医療機器を使うこともなく、処置に関しても医師が行うため、ご家族様に片付け等のご負担なく診察を受けていただけます。
当院ではレントゲン検査の際に3.5kgの軽量かつコンパクトな装置を使用しており、ご家族の方へ片付けのサポートをお願いすることはありません。
また、当院はオンライン診療も導入しているため、自宅での診察が難しい患者様でも医師の診察を受けることが可能です。
梅本ホームクリニックでも在宅医療でレントゲン検査を導入しています
本記事では、在宅医療でレントゲンを受けるべき人の症状や、在宅でのレントゲン検査のメリットについて解説しました。
お身体の不自由な方や、ご高齢の方、在宅看取りや緩和ケア中の方などは、ご本人様やご家族様のご負担を減らす意味でも、在宅医療を受けるべきと言えるでしょう。
レントゲン検査は外科的治療のためだけでなく、肺炎や心不全などの早期発見に役立つため、在宅医療において大きな役割を果たすものです。
梅本ホームクリニックでは、ご自宅でも患者様やご家族様にご負担をかけることなく、自宅でレントゲン検査をできる機器を導入しています。
在宅医療を検討している方や、本記事で解説した症状に当てはまる方は、ぜひ梅本ホームクリニックの在宅医療をご利用ください。
